縮毛矯正ですが…

2022-06-16

縮毛矯正は癖を伸ばすためのメニューなのですが、しっかりとした知識があれば使い方がかなり広がるメニューでもあります。

今回はその一例を挙げます。

コチラのお客様は癖っ毛とゆうよりかは2年ぐらい海外に留学をされてて、水が合わなかったり(軟水と硬水の違い)その他諸々のダメージによって髪の毛がホワホワしてしまっています。

収まりも悪いしトリートメントを続けても厳しい部分もありました。

そこで今回は縮毛矯正の出番です!

かなりハイダメージの状態ですし矯正をするにはハイリスクです。

でも薬剤知識があれば意外とできるんです!

phやアルカリ度や還元値などの知識なのですが、言い出すと理科の授業みたいになるので省略します、そういった数値の計算などをしてダメージに合わせて施術していくと可能なのです。

縮毛矯正自体はどこでもやってもらえると思いますが、気をつけないと無茶苦茶痛められるかもしれません。

僕が今回書かせてもらっている事で伝えたいのは、癖を伸ばすと言うよりかはホワホワを直す事をメインでしているので、縮毛矯正とはいえ実は違う目的でも使えると言うことです。

コチラを見ていただけるとわかりやすいと思います。

上がビフォーで下がアフターです。

違いは一目瞭然だと思いますが、細かく説明します。

しかもちゃんと悪い部部も言いますね。

パッと見は凄く綺麗になったのが伝わると思いますが、実は一番毛先は収まりがそこまで良くないですし、ボリュームも凄く落ち着いたとは言い切れません。

なぜかと言うと今回は目的がちゃんとあって、そこに向けてのアプローチをしているからなんです。

本来の縮毛矯正だともっと落ち着かせて真っ直ぐにするって感じだと思いますが、それだとこのダメージ毛にはかなりハイリスクで、当てたては落ち着きますが時間と共にどんどん痛みが目立ってきます。

しかも、インナーカラーもしていたのでブリーチも過去に使っています。

なので今回はダメージがある髪の毛のホワホワした部分を収める事を最優先でさせてもらってるので、薬剤の威力を超抑えて使っています。

そうじゃないと傷んでいる部分の毛が死んでしまいます。

そのぐらい配慮したお薬なので、逆に言えばダメージの少ないところには全然力を発揮しません。

と言うことはホワホワは収まるけどストンと真っ直ぐにはしきれない薬剤になっているんです。

そうやってちゃんと明確に目的を作ったら意外とハイダメージで諦めていた部分が綺麗になるかもです。

逆に言えばちゃんとお店を選ばないととりあえず真っ直ぐにしますがメインでやられて髪の毛が終わるかもしれないので気をつけて下さい。

それでも出来ない状態の髪の毛も実際ありますし、あまり多くの要望がありすぎても不可能な場合もあります。

それでもできる限りはさせてもらいますので、ぜひご相談ください。

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